概要
東の金山嶺と西の八達嶺の中間に位置し、明代に修復・補強されました。
小規模でありながらもかつては軍事要塞として重要な場所であり、帝都防衛のために何度も修復されてきたため保存状態のよい長城のひとつです。
周囲の山は緑が多く、春には桃や山桜で全体が桃色に染まり最も美しい景観が見られます。
慕田峪長城の歴史は約1500年前の北斉時代に遡ります。
北斉は北方騎馬民族を抑える為に当地に長城を建造、明朝成立後朱元璋は徐達を派遣し、居庸関と古北口間に防御線をひきました。そしてこの北斉の長城跡に新たに長城を建設、1404年(永楽2年)に関がもうけられ慕田峪関と名づけられました。明代末には威継光らが守備するなど首都防衛の為何度も強化が図られました。 このように戦略的に重要な事から何度も修復され、慕田峪長城は明代の長城のうち状態が良いものの一つとなっています。 現在では、八達嶺に次ぐ長城観光の人気スポットで、観光用のロープウェイが設置されており、ロープウェイから慕田峪長城の険しい地形と雄大さを一望できます。 |
名前 | 慕田峪長城 |
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エリア | 北京 |
都市・地区 | 北京市郊外 |
住所 | 北京市 慕田峪长城 |
電話 | +86-10-61626022 |
営業時間 | 7:00-18:30(冬季7:30-17:30) |
休業日 | なし |
交通 | 北京市内より車で90分 |
ウェブサイト | http://mutianyugreatwall.com/ |
言語 | |
地図 |