概要
フフホト市内の玉泉区大召前街にある大召寺は明の万暦七年(1579年)にモンゴル土黙特部落の首領アルタンハンによって造営されたチベット仏教ゲルー派(黄教:マ教の一派、現在チベット仏教の主流派、僧は黄帽をかぶる))の寺院で、フフホトの最初の寺院です。
大召寺はモンゴル語で「伊克召」と言い、「召」はチベット語では寺を指し、「大召」はすなわち大きな寺院の意味です。中国語ではかつて「弘慈寺」と言われましたが、その後清時代に太宗皇太子の命により建て直されてから...
明と清の時代に内モンゴル地域では最も有名な寺院としての大召寺は内モンゴルの政治、社会、経済、文化など全てを理解する上で重大な価値があります。清の太宗皇太子は軍隊を率いて、フフホトまで林丹汗を追撃した時、銀仏寺関連の建物以外のすべてを焼け」という命令を下されましたことから「大召」が極めて名声を博していたことを物語っています。寺院の敷地面積は約3万平方mで、建築面積は8千平方mです。主な建物は山門、天王殿、菩提過殿、九間楼、経堂、仏殿などといった仏教の伝統的な建物があります。
寺内に数多くの宗教関係の文物が収蔵されています。そのうち、銀製品の仏像、竜の彫刻作品、壁画は最も有名で、「大召寺の三大絶品」として知られています。 本堂に祭られている銀製品の釈迦仏像はネパールの職人に作られたものです。高さ2.5m、重さ1トン半の純銀の鋳造品です。最も優れた彫刻品は、仏座の前に立っている二つの柱に彫刻された金色のとぐろを巻いた龍で、2つの柱の台座から各々が下から上に向って歯を剥いて爪をかざし、空に向って霧を吐いて、生き生きとして真に迫っています。伝えによれば、これは粘度を用い、料浆石を原料とし精製したもので仏殿の中の逸物です。経堂と仏殿の四方の壁に壁画が敷き詰められており、仏教伝説にまつわる人物や天上、人間、地獄などの様子を描くさまざまな姿を彩り、生き生きとしています。その外、大召には明の宣徳時期の暖炉;龍と鳳凰と孔雀を描かれている傘、同皇帝時代の真珠で飾られる灯篭、万年龍の掛札、清時代に乾隆皇帝より賜った金で装飾の福の神;明清時代に宗教行事用の法器や仮面など何れも極めて貴重な歴史的文物であり、芸術上の珍品です。 ここ数年大召を取り巻く環境が改善し、多くの海外からの観光客が来られ、読経など法事に大変興味をもって活動しています。そして一生の平安と健康、幸福を祈願します。古い歴史を持つ大召寺は、その深い文化的な経歴と神秘的宗教色彩でもって、四方八方の旅行客を内モンゴルに招き、草原の町フフホトを訪れるのです。 |
名前 | 大召寺 フフホト |
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エリア | 内モンゴル自治区 |
都市・地区 | フフホト市 |
住所 | 呼和浩特 大召寺 |
営業時間 | 08:00-18:00 |
休業日 | 無休 |
交通 | フフホト市街地より車で約25分 |
ウェブサイト | http:// |
支払方法 | |
言語 | |
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