概要
華厳寺は、遼金代の仏教の一宗派、華厳宗の重要な寺院のひとつです。元代に焼失しましたが、明の宣徳年間(1426~1435年)に再建されました。明代中期にあたる15世紀末に上華厳寺、下華厳寺の2つに分けられ、各々に山門が設けられて現在に至ります。
遼代に建てられた下華厳寺は薄伽教蔵殿を主殿とし、遼代の塑像が保存されています。高名な歴史家である郭沫若をはじめ、誰もが絶賛するのが脇侍菩薩像。安らぎを感じさせるその面立ちは東洋のビースナと呼ばれています。
大同市の西部にあり、同じ場所に上下二つの華厳寺が建てられています。それぞれ、遼、金代の中国における華厳宗の重要寺院の一つです。
上華厳寺の大雄宝殿は中国でも有数の伽藍といわれ、遼、金代の建物としては現存する最大規模です。また、軒高9.5mの寄棟造りの屋根におかれた琉璃製の瓦もすばらしいです。殿内には明代の5体の仏、20本の諸天の塑像があるほか、清代の壁画も保存されています。 下華厳寺の主要な建物である薄伽教蔵殿には、遼代の塑像が31体安置され、いずれも中国仏教芸術を代表する逸品です。華厳寺内には、大同市博物館があり、その収蔵物は北魏の出土文物、遼代の芸術品が展示されてます。 |
名前 | 華厳寺 大同 |
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エリア | 山西省 |
都市・地区 | 大同市 |
住所 | 大同 华严寺 |
営業時間 | 08:30-17:30 |
休業日 | 無休 |
交通 | 大同市街地より車で約10分 |
ウェブサイト | http:// |
支払方法 | |
言語 | |
地図 |