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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※写真はイメージです。
＜ツアーの見所＞
【鳴沙山 (メイサザン)】
　シルクロードで最も美しい砂丘が連なる鳴沙山は、敦煌市の南西５kmにあり、東は莫高窟のある岩壁の頂上から西は党河の河口まで、東西の長さ40km、南北の幅20km、最高峰の標高は1,715m。沙（砂の意）でできた山並みはなだらかに起伏して延々と続いており、緩やかな曲線が優雅で美しい景観をつくっています。鳴沙山は、ある一定条件の下で、砂山を人が滑り降りると地響きのような音を立てることに由来します。

【月牙泉 (ゲツガセン)】
　鳴沙山の麓に泉があり、三日月（中国語で月牙）の形をしているので月牙泉と呼ばれています。東西200m、幅は一番広いところで50mあり、深さは平均で5m。2000年の時空を超えて絶えることなく湧き続けている泉が砂漠の中にあるのは実に不思議です。

【莫高窟 (バッコウクツ)】
　世界で現存する規模が最も大きく、保存が最もよい仏教芸術の宝庫。1987年、ユネスコによって「世界の文化と自然遺産」に登録されました。莫高窟の開削は366年から始まり、1700メートルにわたって穿たれた500近い石窟寺院には、2400体を越える塑像と4万5000平方メートルに及ぶ壁画が残されています。10王朝10世紀にわたって造営された石窟は、中国美術の至宝といわれシルクロードを辿ってきた仏教美術が一堂に会いしています。

【嘉峪関 （カヨクカン）】
　万里の長城の最西端にあり、明代に馬勝によって北方からの異民族の侵入を防ぐ目的で作られた砦、別名「天下の雄関」と呼ばれています。城壁は、高さ10メートル、厚さ8メートル。内城の東西に三層の望楼があり、内城の城壁に治って乗馬のまま駆け登れる馬道がついている。

【魏晋壁画墓 （ギシンヘキガボ）】
　ゴビ灘にある古墓群。1970年代に13基の墓が発掘され、周囲10kmにわたる墳墓群の中には壁画が描かれている。敦煌(とんこう)（トゥンホワン）の莫高窟(ばっこうくつ)と同じ魏晋時代からのものとされるが、仏教色の濃い莫高窟と違って、魏晋壁画は現実の生活を反映させたものであり、牧畜や狩猟などを描いたものが600点余に及ぶ。