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◆ ツアーの見所 ◆

【 崇善寺 すうぜんじ 】
　太原市の市街の東南の隅、山西省博物館第二部のすぐ北に位置する寺院。初めは白馬寺といい、唐代の創建。のちに延寿寺・宗善寺と改称し、明代に現在名になった。１３８１年、太祖の第３子が母親の高皇后を供養するために大工事を行ったが、１８６４年に大半を焼失。現存するのは山門・鐘楼・大悲殿と東西の廂房のみ。 大悲殿の内部には、千手千眼十一面観音・千鉢文殊・普賢菩薩の大きな像を安置する。高さ８．５メートルで、バランスがよく、保存状態もよい。年代を明記した宋・元・明代の経典も蔵し、特に南宋版は中国で最も完全な版本として知られている。

【 晋祠 しんし 】
　太原市にある祠廟(しびょう)で、太原屈指の名勝地。紀元前11世紀の北魏の時代に、周の武王の子で晋国の始祖である唐叔虞(とうしゅくぐ)を祀って建てられた。「太原に至って晋祠に行かないのは、北京に行って古宮を行かないのと同じ」といわれるように、中国でも珍しい大規模な祠堂式の古典庭園で、きわめて優美な庭園の景色は、山西の「小江南」と称えられる。

【 喬家大院 】
祁県から北東10㎞の喬家堡村にある。壮大かつ壮観な建築群であり、上空 から配置を俯瞰すると，吉祥を象徴する二つの「喜」字のように見える。敷地面積は ８７２４㎡、建築面積は３８７０㎡。６つの大庭園に別れ、それぞれに２０の小庭園がある。

【 平遥古城 へいようこじょう 】
明・清時代には中国金融の中心地として発展した城郭都市で、1997年に世界遺産として登録されました。平遥古城の基礎が造られたのは、西周宣王の時代（紀元前827～782年）のことです。その後、1370年明時代に拡張され、城壁や現存する平遥古城を築きました。現存の平遥古城は歴史600年以上にもなるのですが、その間に、20回以上の修繕工事を行っています。しかし、現存する中国の古城の中でも最も保存状態が良く、世界遺産だけでなく、中国の重点保護文化財にも指定されています。

【 双林寺 そうりんじ 】
　平遥から六キロほど離れた橋頭村にあり、明代の彩色彫刻二千体を保存している。千五百年あまりの歴史を持つ寺院で、もとは中都寺といったが、宋代に双林寺に名前を改めたという。明代の千手千眼観音菩薩像が素晴らしいと評判です。