概要
2007年世界遺産登録されました。広東省の南西部、広州より130kmに開平は位置し、1833棟の碉樓(ディアオロウ)という高層楼閣で構成される西洋要塞風建築群です。
開平の望楼は広東省開平市の海外華僑の独特な民間建造物で明代の後期から表れ、華僑文化の発展に伴い20世紀初頭に繁栄した面影を残します。中国と西洋の建築芸術が一体となった華僑の郷土建造物群であり、現存しているものは1833を数えます。
望楼の最大な特色は天井の装飾芸術であり、世界各地に分布している華僑の滞在国の建築物の風格を採り入れ、中国の建造物の伝統に調和し設計、建造したものであり、風格もそれぞれ異なります。
中国古代築造物の頂上式、中国と西洋の特色を取り入れた庭園式、別荘式、古代ローマ式、アラブ式、アメリカ式、イギリス式、ドイツのとりで式、教会式など約10種あります。現存する開平の望楼は、泥でつくった望楼、れんが構造の望楼、鉄筋とコンクリートの望楼に分けられます。開平の望楼は世界各国の建築芸術の集大成としてよく知られ、華僑の故郷の文化の先見性と革新性を示すものであり、中国の農村建築史上の奇跡とも言えます。そのため、開平市は「近代建築博物館」とも呼ばれています。 |
名前 | 開平望楼(碉楼)群 広州 |
---|---|
エリア | 広東省 |
都市・地区 | 開平市 |
住所 | 广东 开平碉楼 |
営業時間 | 08:30-17:30 |
休業日 | 無休 |
交通 | 广州市街地より車で約140分 |
ウェブサイト | http://www.kaipingdiaolou.com/index.html |
支払方法 | |
言語 | |
地図 |