概要
玉門関は、ローマへの道・シルクロードが北道に至るための要衝です。前漢時代の張騫が使者として西域に赴いて以来、中原地域のシルクや茶葉など、さまざまな品物は、関所の玉門関を通って、西域の国々へ運ばれて行きました。同時に、西域各国の葡萄や瓜、果物などの特産品および宗教、文化も相次いで中原へ伝わりました。当時、玉門関地域は、ラクダ隊商や人、馬の声で賑わい、キャラバンの姿が絶えず、使者が往来し、極めて繁栄していました。
玉門関、別名・小方盤城は、敦煌から90km離れた北西の丘にそそりたっています。周囲の城壁は、状態良く保存され、粘度の高い土壌で建築され、西の門と北の門が開いています。城壁は高さ10mにも達し、上の部分は幅3m、基台部分は幅5mです。
玉門関は、陽関と同じ時期に建てられたもので、前漢には、玉門都尉の治所でした。シルクロードは長い年月の中、数回に渡り、開通されたり封鎖されたりしました。南北朝時代、、戦争が相次ぎ、また、中国と西域各国の交流するための海のシルクロードが日増しに盛んになり、シルクロードはだんだん寂れ砂漠の中に忘れ去れてしまいました。 |
名前 | 玉門関 敦煌 |
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エリア | 甘粛省 |
都市・地区 | 敦煌市 |
住所 | 敦煌市 玉门关 |
電話 | +86-937-2682-507 |
営業時間 | 08:00-18:00 |
休業日 | 無休 |
交通 | 敦煌市街地より車で約120分 |
言語 | |
地図 |