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成都ジャイアントパンダ繁殖センターでは、各種のパンダの繁殖に必要な施設が揃っています。動物の飼育室、飼料室、治療室、パンダ記念館、研究用の建物が建てられ、またパンダの食糧用としての竹と灌木（かんぼく、丈の低い木本植物。）も植えています。記念館内には、各種の貴重な写真が800枚余りを展示し、四川省各地から採集した動物の標本2000種余りも展示されています。

人工的な繁殖によってパンダの個体数を増やして、野外で暮らす訓練と一定の適応期間の経過後、大自然に復帰させることを目的として、成都ジャイアントパンダ繁殖センターが設置されています。これらの活動によって、パンダの種の保存を維持し、さらに高め、この生物の生存に尽力して最終的に人間と共存することができます。


　成都ジャイアントパンダ繁殖センター内のパンダ博物館は、拠点研究センターとパンダ病院内の関連博物館を国内外の観光客のために 7000 ㎡の教育空間を提供しています。拠点研究センターは、米国の設計会社と協力して、観光客のために近代的な対話型の学習体験環境を作り出しました。これらの学習型展示コーナーを通じて、観光客に 着実な研究と仕事の深さ、及び人類が支配している世界中に、同センターが絶滅危惧物種の生存を助けるため払った努力と知識を理解してもらっています。動物を保護するために、すべての人の参加がとても必要であるという声を、皆さんに伝えています。成都ジャイアントパンダ繁殖センターは動物保護の意識を普及させる重要な施設です。

成都ジャイアントパンダ繁殖センターは、パンダの保護の模範的なプロジェクトとして、パンダの保護のみを取り組んでいるのではなく、自然の風景と人工的な景観を協調的に調和させ、ジャイアントパンダ、レッサーパンダ及びほかの稀少な動物に良好な生活環境を提供しています。繁殖センターの全員の努力の下で、すでに世界中と共有可能な環境保護における、大きな進歩を遂げています。